成績が上がらない

【12月以降】最後まで模試でE判定!志望校を下げるべきか?

受験勉強も佳境に入り、いよいよ受験本番が近づいてきました。

ここまでたくさんの模試を受けてきましたよね。

しかしその結果は最後までE判定ばかり。

季節は12月、来月には本番の共通テストが始まってしまいます。

  • このままの志望校で本当に合格できるのだろうか?
  • 受かる見込みがないのなら、いっそ志望校のランクを下げた方がいいのかな?
  • いやいや模試はE判定ばっかりだったけど、本番の試験ではミラクルが起こるかも?

いろいろと悩むところだと思います。

模試の結果が最後までE判定だった場合志望校を下げるべきかどうか、解説します。

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12月以降の模試でE判定なら志望校は下げるべき?

これまでE判定のみなら下げるべき

これまでの模試でE判定しかとったことない人がここから逆転するのは非現実的です。

よく模試で使われる合否判定と合格率は以下の基準で表される事が多いです。

・A判定→合格率80%以上

・B判定→合格率60~80%

・C判定→合格率40~60%

・D判定→合格率20~40%

・E判定→合格率20%以下

この書き方だと「E判定でも合格できる可能性は20%くらいある」という風にもとれますよね?

ではA~E判定それぞれの人数割合はどうでしょうか?

受験生の5~6割がE判定と言われています。

つまり受験者の上位約3分の1がA~D判定、下位約3分の2がE判定ということです

このことからもE判定だと合格は厳しいことがわかります。

今までE判定しか取ったことがないのなら、志望校を検討し直す必要があると言えます。

 

過去にC判定以上なら可能性あり

ただし過去にC判定以上を取ったことのある人の場合は、合格の可能性があります。

仮に受験生1000人の試験で6割がE判定だった場合、成績順位401~1000番の人がE判定となります。

同じE判定でも、401番の人と1000番の人では実力が全然違います。

過去に一度でもC判定を取ったということは、E判定でも上位のE判定である可能性があります。

模試の結果表には判定の横に「D判定まであと何点」と書かれているものもあります。

「D判定まであと50点」だとさすがに厳しいですが、「D判定まであと5点」ならどうでしょう?

努力次第でD判定以上にランクアップがのぞめ、合格圏内に入ることも可能だということです。

あなたのE判定が401番レベルなのか1000番レベルなのかを見極める必要があります。

D判定に近いE判定なら合格の可能性はあります。

 

それでも最後に決めるのは自分

自分の志望校への熱意や、勉強のスケジュールなどを総合的に見て可能だと思うなら諦めない方がいいです。

どうしても行きたい大学や学部がある、浪人してでも行きたい。

その為にはどの教科のどの分野をがんばって、それぞれプラス何点ずつ取らなければならない。

強い決意があり自分の課題を明確に分析できているのなら、志望校を変えずがんばることもアリです。

受験で一番大切なのはモチベーションです。

どの教科のどの分野をがんばればプラス何点上がる、各教科それぞれ得点を積み上げれば合計何点アップして合格圏内に到達できる。

そこまで具体的な計画を立ててスケジュールもこなせそうならばあとは努力一筋です、がんばってください。

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3つのレベルの大学を受験する

志望校、現実的に受かりそうな大学(B~C判定)、確実に受かる大学(A判定)のレベルの違う大学を3パターン受験することをオススメします。

入試本番のモチベーションはちょっとした事で乱高下します。

偏差値が低めで進学はちょっと…と思っていた大学でも、合格通知を見たらテンションは爆発的に上がります。

その勢いで次の試験を受けると思っていた以上の結果が出ることもあります。

「自分は〇〇大学に受かる実力はあるのだ」という現実的な実力の裏付けにもなります。

何より一つ合格を持っているというのは何にもかえがたい「自信」というお守りになるのです。

逆に同じようなレベルの大学ばかり受けていた場合、一つ落ちるとテンションダダ下がりとなります。

ここの大学落ちるということは、同レベルの次の大学も厳しいのではないか?

前回のダメージを引きずったまままた落ちるのでは?と不安になり、予想以上に不出来となる可能性があります。

レベルの違う、できれば3パターンのレベルの大学を受験することをオススメします。

 

12月以降のE判定から逆転するために大切なこと

浪人することは考えない

「最悪、浪人があるから」と考えて臨むのは良くありません。

12月の時点でE判定ということは、A判定の人と比べると数十点の差があるということです。

残りの1~2ヶ月でこの数十点の差を埋めないと合格は難しいということです。

死にもの狂いで勉強に取り組まないと当然A判定の人には追いつけません。

浪人という逃げ道を用意しておいてゆるい勉強をしていたのでは、当然不合格となります。

結果的に浪人を選択することはありですが、現役の時から浪人を意識している人は浪人しても結果を出せません。

 

合格までに必要な勉強内容と量を整理

合格までに何をどの位勉強すればよいか、勉強の具体的な内容と分量を整理してみてください。

各大学のHPなどを調べると、各年度の合格最低点が公開されていることが多いです。

合格最高点を取る必要はありません、まずは合格最低点を目標にしてみてください。

合格最低点まで自分は何点足りていないのか、特に足りていないのはどの教科のどのジャンルなのか。

全然得点できていない分野は逆を言えば「のびしろ」のある分野ともいえます。

努力してクリアできる「のびしろ」ならば得点アップの大きな原動力ともなります。

今から何をどのくらいやれば合格最低点に到達できるのかを具体的に整理してみてください。

箇条書きに書き出してそれらを一つずつ潰していってください。

全部潰すことができれば合格への道も開けます。

③誰よりも多く勉強する

残り時間はあとわずかです、誰よりも多く密度の濃い勉強をしてください。

A判定の人と同じ時間勉強していてもA判定の人には追いつけません。

逆にA判定だからと油断して勉強の手を抜いている人がいたら、その人を追い越せるチャンスでもあります。

・今まで毎回A判定だったのに、本番の試験で苦手分野ばかりが出題されて思ったほど点が取れなかった。

・今まで毎回E判定だったのに、直前に取り組んだ問題がたくさん出て思った以上に点が取れた。

試験が自分に味方してくれることも十分にあるのです。

その為にはひたすら勉強して得点を確実に取れるスキルを構築するしかありません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

E判定という文字を見ただけで自信がなくなり落ち込みますよね。

落ち込んでいても解決はしません。

どうしてもその大学に行きたいのなら努力するしかありません。

今できることを箇条書きに洗い出し、全部こなしていってください。

とても時間が足りない難しいと思えたなら、志望校を下げてください。

これは逃げではありません、リスク回避という正しい判断です。

「浪人を回避して現役で合格する」という選択ができる人は、リスクマネジメントができる人です。

これからの時代はリスクマネジメントできる人でないと生き残っていけません。

残りあとわずか、ラストスパートがんばってください、応援しています。

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